顔や身体の色素斑を「シミ」と思っていても、見た目だけで種類は決まりません。最近大きくなった、形や色が変わった、出血するなどの変化がある場合は、美容レーザーの予約・照射より先に皮膚科へ相談してください。この記事は診断を行うものではなく、変化がない病変の安全性を保証するものでもありません。
01 / CHANGING SPOTS
自己判断で「よくあるシミ」と決めない
日本皮膚科学会は、一見ほくろやシミに見える色素斑がメラノーマである可能性も説明しています。左右非対称、境界の不整、色むらなどは相談の手がかりです。国立がん研究センターは、大きさや色・形などの変化も特徴として挙げています。ただし、これらの特徴に当てはまるかどうかだけで良性・悪性を判断することはできません。
病変の種類が分からないまま美容レーザーを照射すると、見た目が変わり、後の評価に影響する可能性があります。気になる変化がある場合は、施術の可否を自己判断せず、皮膚科で診察を受けてください。必要な検査や紹介先は診察した医師が判断します。
02 / BEFORE THE VISIT
診察時に伝えたいこと
- いつからその部分があり、いつ頃から変化に気づいたか。
- 大きさ・形・色の変化、出血やかゆみなどがあるか。
- 同じ部分に以前、レーザーなどの施術を受けたことがあるか。
過去の写真があれば変化を伝える助けになりますが、写真だけで診断はできません。急な変化などが気になるときは、美容施術の予約枠を待たずに皮膚科へ相談してください。
03 / AFTER DIAGNOSIS
診断後に美容施術を検討する
良性の色素斑と診断されても、すべてに同じ照射方法が合うわけではありません。種類、部位、肌状態に応じて、治療しない選択肢も含めて相談しましょう。当院のピコレーザー診療ページは美容施術の内容と料金の案内であり、悪性病変の除外を目的とした自己診断ツールではありません。シミと肝斑の違いを扱った記事も、診断の代わりにはなりません。
04 / SELF-PAY CARE
自由診療・リスクについて
参考資料
- 日本皮膚科学会「メラノーマ:どんなほくろやしみに気をつけるか」(見た目だけで決めず、皮膚科専門医に相談する目安)
- 国立がん研究センター がん情報サービス「メラノーマ」(色素斑の変化と、診察・検査による診断)
- 米国国立がん研究所「Melanoma Treatment」(大きさ・形・色の変化、出血などの受診の手がかり)
- 厚生労働省「その美容医療、ちょっと待って!」(施術の効果・リスク・費用を確認するための案内)
公開日:2026年10月23日。この記事はDrip Medical編集部が作成しました。医師監修記事ではありません。個別の診断・施術指示に代わるものではありません。
