SKIN LASER GUIDE

Drip Medical編集部

ピコレーザー・ピコトーニング・ピコフラクショナルの違い

名前は似ていますが、照射の仕方と目的が異なります。自分の悩みに合う治療を考えるために、3つの特徴と注意点を整理します。

ピコレーザー治療のイメージ

01 / BASICS

ピコレーザーとは

ピコレーザーは、非常に短い時間幅のレーザー光を照射する医療機器の総称です。「ピコレーザー」というひとつの施術があるというより、波長やハンドピース、出力、照射方法を組み合わせて治療します。

そのため、同じピコレーザーでも、狙う悩みや肌の状態によって施術名や経過が変わります。診断をせずに施術名だけで選ぶのではなく、シミの種類、肌質、治療歴、希望するダウンタイムを医師と確認することが大切です。

02 / COMPARISON

3つの照射方法の違い

01

ピコスポット

主な対象
境界が比較的はっきりしたシミ・そばかすなど
照射方法
気になる部分へ集中的に照射
確認点
照射部位にかさぶたや一時的な色素変化が生じることがあります
02

ピコトーニング

主な対象
くすみ・色むらなど。肝斑は診断が重要
照射方法
低出力で広い範囲へ均一に照射
確認点
複数回の治療を提案する場合があります
03

ピコフラクショナル

主な対象
毛穴・肌の凹凸・ニキビ跡など
照射方法
点状の微細なレーザーを分散して照射
確認点
赤み・腫れ・点状出血などが生じることがあります

ピコスポット

目立つシミやそばかすなどへ、狙いを定めて照射する方法です。少ない回数で変化を目指すケースがありますが、照射後にかさぶたや炎症後色素沈着が起こる可能性があります。すべての色素斑に適するわけではなく、肝斑などでは悪化を避けるための慎重な判断が必要です。

ピコトーニング

比較的低い出力で顔全体などへ均一に照射し、くすみや色むらへ少しずつアプローチする方法です。肝斑治療に用いられることがありますが、研究ごとに機器・条件・評価方法が異なり、効果には個人差があります。治療回数や間隔も診察で決めます。

ピコフラクショナル

レーザーを微細な点状に分散して照射し、毛穴、肌の凹凸、ニキビ跡などの肌質改善を目指します。ニキビ跡を対象とした臨床研究もありますが、対象人数が限られる研究も多く、期待できる変化や必要回数は一律ではありません。

03 / HOW TO CHOOSE

どれを選べばよいか

選び方の起点は「気になるものが何か」です。境界のはっきりしたシミを集中的に治療したいのか、顔全体のくすみや色むらを整えたいのか、毛穴やニキビ跡などの質感を改善したいのかで候補が変わります。

施術名より、診断を先に

見た目が似た色素斑でも、原因や適切な治療は異なります。複数の悩みがある場合は、照射方法を組み合わせたり、時期を分けたりすることもあります。

Drip Medicalでは、肌状態を確認したうえで、スポット・トーニング・フラクショナルから必要な照射をご案内します。施術内容と料金はピコレーザー診療ページ、浜松町・大門での受診を検討中の方はピコレーザー専用ページもご覧ください。

04 / SAFETY

施術前に知っておきたいこと

照射後は、赤み、腫れ、痛み、熱感、かさぶた、一時的な色素沈着または色素脱失などが生じることがあります。日焼けの状態、妊娠・授乳、服薬、既往歴、他院での施術歴などによっては治療を延期したり、別の方法をご案内したりする場合があります。

レーザー機器は眼障害の危険があるため、施術時には適切な保護具が必要です。施術後は紫外線対策と保湿を行い、強い症状や心配な変化がある場合は医療機関へ相談してください。

参考資料

最終更新:2026年9月16日

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